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ファイナンシャルプランナーの平井美穂です。


学生時代、サンフランシスコでホームステイ中に

スーパーやレストランで会計をする時に驚いたのは

「クーポンをやたら使う人が多い」ことでした。



ステイ先のホストファミリーは会社経営をしている裕福な家庭でした。

夫婦2人暮らしにもかかわらず6~7部屋もある豪邸に住み

広い庭があり、庭の芝刈りは私の担当でした。


そんな裕福なホストファミリーでしたが

新聞折り込みチラシに入っているクーポンを必ずチェックしていて

スーパーやレストランで会計をする時には

持ってきたクーポンをせっせと使っていました。


「シリアルが1ドル引き」「クッキーが50セント引き」など

商品ごとにクーポンがついていて、とても細かいのですが

一つ一つはさみで切り取って使うのです。


レジに並んでいる周りの主婦を見ても、

自宅から持ってきたクーポンを使っている人がいっぱいいました。



クーポン文化がアメリカほど浸透していない日本では、

クーポンを使うことに抵抗がある人もいると思いますが、

学生時代の私もクーポンに無頓着だったので

ホームステイ中に目にしたこの光景は私にとっては異様でした。



クーポンを切り取って保管するのは手間がかかりますが

2週間分くらいの食材をまとめて車で買い出しに行くので

クーポンを使い倒せばバカにならない金額の節約になります。


新鮮な光景でしたが、

家計を上手にきりもりし、資産形成している人は

やっぱりマメさが必要なんだなとも感じた経験でした。

ファイナンシャルプランナーの平井美穂です。


海外旅行をした時にお釣りをもらえなかった経験ありませんか?

私は学生時代にサンフランシスコでホームステイをしたのですが

スーパーで買い物をした際におつりをもらえず

とても驚いた経験があります。


アメリカのスーパーの定員さんはいつも陽気で

「今日はどこ行くの?」

「このクッキーは本当においしいよ」

などと、気さくに話しかけてくれるのですが、

話に夢中になっておつりを渡しそびれるのか

「おつりもらえますか?」

と催促するとようやく「ああ、ごめん、忘れてた!」と

渡してくれたことが何回かありました。


最初からおつりをもらえる時でも

よく確認してみるとおつりの計算が間違っていることも。



他にも、会計の時に端数の小銭をだして

定員さんに笑われたことをよく覚えています。

たとえば、会計が「534円」だった場合(実際は現地通貨の米ドルでしたが)

1000円札と34円の端数を出す習慣があるのは日本人くらい(?)で

アメリカ人はそんなことをしないというをこの時初めて知りました。



社会人になってから訪れた他の国々でも

お釣りをもらえなかった経験が何度かあり

「日本はお釣りの計算きっちりしているんだな~」

とつくづく感じました。



もっとも、ホームステイしたのはもう20年も前の話で

最近はレジスターが進化しているので

お釣りの渡し間違いは劇的に減っているかもしれませんね。



こどもが海外旅行に行くような機会があったときには

きちんとお釣りの確認をすることや

日本とは違う文化に触れる経験もしてほしいなと思います。